校長室の窓

 <<校長室だより>>  ※日付順にソートされています。

Vol 3 :平成30年9月7日(金)

〜平成30年度 山高祭(文化祭)を迎えるにあたって〜

 秋の気配が感じられるようになりました。いよいよ8,9日に山高文化祭が開催されます。
山北高校は、陸上選手の 磯崎 公美 氏や作家の 夢枕 獏 氏をはじめとして、様々な
有名人を輩出し、部活動に、進路に、輝かしい歴史を持つ77年目の伝統校です。
 そしてこの山高祭は開校以来、山北町と共に歩んできた地域一体密着型の学校行事で
あり、今年も在校生だけでなく保護者の方々や卒業生、地域の方々も一緒に楽しめるよう
になっています。
 その山北高校が選んだ今年の山高祭のテーマは、「Yamakita WonderLand」
です。
 このテーマは、文化祭を通して友人達や先生との結びつきを深め、また地域の方々とたく
さん繋がっていくことだけではなく、普段の山高とは違う「非日常の空間・時間」を創作する
ことで山高生の「ハレの場」を演出する象徴として設定されました。
 どうぞ、山高に来ていただき、普段の山高とは違う「非日常の空間・時間」を楽しみながら、
生徒のいろいろな展示、模擬店、ステージや企画に行っていただき、生徒と一緒に楽しんで
いただければと思います。
 
 特に今年は、本校で取り組み、県の推進事業である 「 未 病 」 に関する取り組みとしま
して、山北町、足柄上病院や県庁健康増進課に参加していただき、展示や体験などたくさ
んの工夫をこらしました。また、吉田島高校から花、観葉植物を、山北町産直販売所「やま
ちゃん」から野菜を、名物の「山高まんじゅう」など県西地域色を濃くして販売等しております。
ぜひ覗いて行っていただけたらと思います。
 
 この文化祭を開催するにあたっては、在校生、主に生徒会(山高祭実行委員会)が主体
となって、4月から企画、準備を行いました。そして、山北町役場、県庁健康増進課、足柄
上病院など地域や県の方々、吉田島高校、やまちゃん、PTA、同窓会の皆様のご協力も
得ながらここまでたどり着くことができました。この場を借りて皆様の温かい支援とご協力
に感謝するとともに、皆様のご来校を心からお待ちしております。

Vol 2 :平成30年7月23日(土) 大暑

 大暑の節気となりました。すでに多くの地域で梅雨明けとなり、天候が安定し、ここのところ
連日酷暑になっています。今年は西日本豪雨により平成最悪の災害が発生し、多くの方が
亡くなられました。心よりご冥福をお祈りするとともに、被災地域、被災者方々へのすみやか
な支援と復興を祈るばかりです。
 また、被災地では豪雨の後は酷暑が続いており、様々な復旧やボランティア活動にも大き
な障害となっています。これ以上の支障が出えないことを願うばかりです。そして一番暑いと
言われる8月上旬〜中旬の頃はどうなるのだろうと心配です。
 そして今回の災害のことは、関東地方にとっても、山北高校にとっても他人ごとではありま
せん。今回のことを教訓に保護者の方はもとより地域の方々と共に、この先の様々な災害に
備えて準備を進めていかなくてはなりません。改めて、生徒や教職員の防災の意識の向上
を図り、少しでも被害を抑え、特に人的被害が無いように安全・安心を最優先に考えて準備
していこうと思います。
 職員室では、山高生がこの暑さの中で体力を奪われ、睡眠不足や水分不足等による体調
不良、熱中症などにならなければよいがと毎日心配し、対策を講じている状態です。
 夏休み明けの8月27日には笑顔で登校し、元気な姿で始業式を迎えることができるよう職
員も万全の態勢で臨んでいきたいと思います。ただし、始業式もこのような暑さであれば校
内放送になるかもしれません…。
 
 さて、少し硬い話になりますが、高等学校を取り巻く現在の状況と本校の取組みについて、
何回かに分けて話をしたいと思います。
 ご存じのとおり、平成34年度(2022年度)から学年進行で実施される「高等学校_新_学習指
導要領」(現在の小6が対象)が控えており、今回の改訂で特に国語と英語が内容的に大き
く変わります。(参考 → 概要

 新高等学校学習指導要領は3月に告示され、7月下旬に「解説」が出る予定であり、本校
でもこれから読み込んで準備をしていかなければならないと感じているところです。
 また、今年度入学生からの大きな変更となる「高大接続改革」があります。今までの入試の
方法(一般入試、推薦入試、AO入試)、内容が大きく変わります。就職試験についても変わっ
ていくのではないかと思われます。まだ、国、県レベルでの学校における対応が定まっていま
せんので、これについては分かり次第、お知らせしていきますのでお待ちください。

高大接続改革に伴う入試制度の変更について(現行入試制度からの変更点)

・一般入試(主に学力検査) ⇒ 一般選抜(大学共通テスト、個別大学入試、調査書の活用)
・AO入試(提出書類、大学による評価) ⇒ 総合型選抜(各大学の評価方法または大学共通
                          テスト、活動報告書等の積極活用、調査書の積極活用)
・推薦入試(提出書類、大学の評価方法) ⇒ 学校推薦型選抜(各大学の評価方法または大学共
                            通テスト、推薦書活用必須、調査書の積極活用)

 今後、大学や就職における入試や募集の方向性として、一定水準以上に達していれば100点
であろうと80点であろうと大差はない、それよりも別の観点として、ポートフォリオなどを活用して
一人ひとりの今までやってきた経験や成果を見極めていく方向であるといわれています。

ポートフォリオ…教育におけるポートフォリオとは、生徒の学習・行動履歴や成果物をはじめ
            とする自らの学習過程を蓄積し、証し立てるもの、すなわち高校時代の学習
            や部活動、生徒会活動、行事、ボンティアなど自らが取組んできた過程、成
            果、履歴を指す。

 今の山北高校は、大学等の進学は、一般入試に比べてAO入試や指定校、公募推薦入試の
割合が高い状態にあります。しかし今後は、制度が変わることにより、一般選抜、総合型選抜、
学校推薦型選抜、いずれも大学側の求めるアドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針、
受験生に求める力)に基づき選抜が行われることになります。つまり高等学校の過程でどんな
取り組みや活動を行い、そこで何を学び、どんな力が付いたのかが問われることになります。
このことに対応するためには、今まで以上に早い進路選択と情報収集が求められ、活動や成
果等を蓄積していくことが大切です。
 次回は、山北高校のポートフォリオの取組みとスタディサプリの活用について話をしたいと思
います。


Vol 1 :平成30年7月7日(土) 小暑

 ホームページを見ていただき、ありがとうございます。30年度になり早いもので、新しい職
員と新入生など新しい仲間を迎えて、もう3ケ月が過ぎようとしています。

 1学期中間試験、保護者面談が終わり、なんと7月になる前に梅雨が明け、期末試験が
終われば、夏休みは目の前となってまいりました。

 校長室の窓も定期的に出さなければと思いつつ、不定期になりすみません。4月に出す
予定が今の時期になってしまいました。今後は定期的に学校の様子や取組み等、紹介し
てまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。

 さて、本校では「スポーツの山北」のイメージを維持、発展させるため、2年生からスポー
ツリーダーコースの精神を受け継いだ「スポーツ系」を創設しています。この系は、次世代
を担うスポーツリーダーやスポーツを活かして大学や職業を目指す生徒たちの集まりで、
他の系列もそうですが、将来は地域のリーダーとなってほしい人材育成を目指します。

 「スポーツ系」では、普段の授業もさることながら6月には「救急法」を3日間に渡って講
習会を開き、スポーツを実践するだけでなく、資格を取得するなどスポーツを中心とした特
色ある科目展開を実施しています。したがって、今年の2年生は「文系」、「理系」、「スポ
ーツ系」と3つの系列から成り立っています。また、それぞれの系の中で進路別クラス編
成を行うなど生徒に適したクラス構成となっています。

 なお、1年生では他学年に比べて240名と40名多いため、1クラスが40人前後の規模と
なっています。そのため、1年生は特に進路等でのクラス分けをせずに主要3科目におい
て、基本重視の「ベーシッククラス」、基礎力向上重視の「スタンダードクラス」や応用力も
含めた学習を行う「アドバンスクラス」などの少人数授業展開クラスを実施することで、き
め細かく生徒の学習に対応しているところです。

 3年生では、山北最後の「スポーツリーダーコース」を含めて進路別クラス編成により
構成されています。そしてそれぞれの進路実現のため、授業だけでなく「スタディサプリ」
なども活用しながら学習に励んでいるところです。

 生徒が部活動で活躍するだけでなく、学習に対しても校風である「着実に努力」を行い、
時には全力で部活動、行事に取組み、山高生活を前向きに一所懸命に過ごすこと(山高
精神(山高スピリッツ))が山北高校の使命です。

 山北高校職員一同、今後も「生徒のために・・・」という方針を持って、生徒一人ひとりの
進路実現に向け、教職員一同、全力で取り組んでいきたいと思いますので、今後とも、山
高を応援してくださればありがたいです。

 次回は、高等学校を取り巻く現在の状況についてと本校の取組みについてお話をしたい
と思います。

着実に努力